本を読む

今日は、この本を読了しました。

日本のがん医療を問う (新潮文庫 え 17-1)

• 作者: NHKがん特別取材班
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2008/03/28
• メディア: 文庫

土曜日から読み始めていたのだけど、よーやく読み終えることが出来ました。

退院後、立ち寄った本屋さんでたまたま見つけた本。
まだまだ、涙なしでは読めなかったけど、一人の患者として、当事者として考えさせられるものがありました。

私は結果、国立がんセンターで治療を受けたけど、その事が奇跡だったように思えるほど、がん患者の置かれた現状は厳しい。2人に1人ががんになると言われるなか、行政の取り組みが、がん後進国と言われる程の現状とは、改めて厳しい現実を考えされました。
今の政治の問題を考えても、国が取り組むべき問題と、地方が負担すべき問題が逆さまな気がします。

退院の時から淡く思い描いていたけど、当事者として何かできることが、私に出来ることがないのか、考えたいと思います。
今は、まだ自分のことで精一杯だけど。

今言えることは、がんは早期発見がまず重要だということ。
私は残念ながら早期とは言えなかったけど、早期だったら負担の少ない内視鏡手術でも根治できることがあるのだ。
早期で発見できるような仕組み作り、がん登録やがん専門の医療体制がもっと真剣に議論、実施されて欲しいと切に願わざる得ません。


-----　今日のリハビリ　-----
　06時：　起床
　07時：　朝食（ご飯、お味噌汁、納豆、ほうれん草とじゃこの和え物）
　10時：　間食（Minute Made『朝バナナ』）
　13時：　昼食（ご飯、コンソメスープ、はんぺん）
　15時：　お散歩
　16時：　間食（黒豆）
　19時：　夕食
　21時：　入浴
　22時：　間食（ゼリー）

今日のWalking：　9,311歩